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●花粉症を発症する人がなぜ増えたの?
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花粉症は、ほんの20年ほど前まではあまリ知られていませんでした。
ところが、今や10人に1人は花粉症だといわれるほど、誰もが知っている
病気のひとつにあげられるようになったのです。
マスコミが取り上げる機会も増え、花粉症の知名度は飛躍的に上昇しました。
かつては花粉症とは気付かずに、風邪と誤解されて見過ごしていたケースも
多かったようです。
「私はどうやら花粉症のようなんですが・・・」
と仰って、お医者さんを訪ねる人も増えました。
しかしそれだけで花粉症と診断される人が5倍にも6倍にも増えたとは
思えません。
つまり、花粉症にかかってしまう人の数、そのものが増えているようです。
さて、どうしてでしょうか?
理由として様々な説が挙げられています。
「太平洋戦争で失われた森林資源の回復のため、各地でスギが植林された。
それらが樹齢30年以上になり、大量の花粉を飛散するようになったからだ」
「芝生や高速道路の分離帯などに外芽のイネ科植物が植えられ、郊外でなく
とも人々の身近で空中を飛散する花粉の量が増えたからだ」
といった花粉の増加を原因とする説、かたや
「食事が欧米化し肉や卵・牛乳など、たんぱく質が多い栄養を摂取するよう
になった。日本人は昔よリも抗体を作りやすい体になっているのではないか」
「ストレスの増加は自律神経のバランスを崩しやすい。これがアレルギーを
発症させやすくしているのではないか」
という生活の様変わりを原因とする説、
「大気汚染が日常生活の中でも鼻粘膜を痛めている。
これこそが花粉症を起こしやすくしているのだ」
などなど、どれもが頷きたくなる説です。しかし、
『これこそが花粉症を増やした犯人だ』
といえる決定的な原因はまだ分かっていません。
ここに挙げたようないくつかの要因が重なり合い、
もともとアレルギーを起こしやすいタイプの人が花粉症にかかりやすく
なっているのかも知れません・・・。
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