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●つらいつらい鼻。実は、鼻の中はこんな仕組みになっている
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花粉症の時期、もっともつらいのは、やはり「鼻」ですよね。
今回はその「鼻」について、どんな仕組みになっているのかご紹介します。
鼻の内側は、大きく分けて「鼻腔」と「副鼻腔」に分かれています。
鼻の穴の奥にあるのが鼻腔です。
鼻腔は仕切り(鼻中隔)によって左右に分かれています。
左右の鼻腔にはそれぞれに3つのひだ(上|中|下鼻甲介)があります。
鼻腔の仕切りやひだの表面は、粘膜で覆われています。
この粘膜にはたくさんの血管や分泌腺があり、粘膜の表面には線毛をもつ
細胞が並んでいます。
この粘膜や線毛は、さまざまな活躍をしてくれるのです。
まず、鼻の粘膜は乾燥した空気に湿り気を与えてくれます。
気管や肺は乾燥に非常に弱く、乾いた空気では炎症を起こしてしまうのです。
鼻の粘膜から分泌される水分は、およそ1日に1リットル程度といわれます。
ホコリを肺に侵入させないように防ぐのは、粘膜の上を覆っている粘液です。
この粘液にはねばり気があり、ホコリや花粉を吸着してくれます。
吸着されたものは線毛の働きで運搬され、まるでベルトコンベアのように
のどへ運んでいき、そうして口から排泄されます。
100分の1ミリ以上の粒子の、80〜100%は鼻に吸着されます。
そのため、鼻にはアレルギー反応が起こりやすいのです。
鼻腔に起こる炎症を「鼻炎」といいます。
花粉症は、花粉による「アレルギー性鼻炎」となるのです。
花粉症の人は、極力、鼻に花粉を吸い込まないようにしなけれぱなりません。
それにはマスクが効果的です。
目にかゆみなどの症状がある人は、花粉よけのメガネが効果的です。
鼻や目に付着する花粉の量を少なくし、アレルギー反応が起こらないように
セーブしていくことができます。
もうひとつの副鼻腔は、鼻腔の周りの骨の中にあるいくつかの空洞で、
鼻腔とは小さな孔でつながっています。
孔が小さいため、花粉などは入りにくいのですが、それでもアレルギーを
起こすことがあります。
副鼻腔に起こる炎症は「副鼻腔炎」といいます。
なかでも、膿が溜まるものを「ちくのう症」といわれているのです。
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